「年頭の決意」を文章にしてみる。 【岩本 亨】
「年頭の決意」を文章にしてみる。 【岩本 亨】
岩本 亨
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします
2003年以来、年初に「年頭の決意」をまとめている。今年で10年目である。
始めたきっかけは、中小企業診断士資格取得の受験勉強をしているときの、講師の一言だった。
当時「資格の学校TAC」の中小企業診断士講座を受講していた。講師の三好隆宏先生が年末の講義で、概略以下のような話をされた。
「自分が何のためにこの資格を取得しようとしているのか? 取得したらそれをどのように活用して、どんな人生を送りたいのか?改めて整理してみてください。年末年始を良い機会として文章にすることをお勧めします。」
私は、2002年に一次試験は合格したものの、二次試験は不合格だった。翌年の二次試験合格に向けて、受験勉強を続けていたが、マンネリ化していた。
半信半疑で作文してみた。資格取得を目指した理由を改めて振り返り、そこに新しい気持ちも盛り込んで文章にした。
幸いにも翌年合格することができた。翌年の正月に、一年前の文章を読み返して、思った。
「昨年はこんなことを目標にしていた。反省点もたくさんあるが、できたこともある。振り返りをもとにして、今年も『年頭の決意』を作文しよう。」
以来、9年間続けてきて、今年が10年目である。今年もこれからまとめようと思い、9年間の文章を読み返した。様々な気づき、反省がある。それをもとに今年一年を考える。
「一年の計は元旦にあり」、お正月に自分の人生を振り返り、目標を新たにすることが、自分の成長のために、良い効果をもたらしてくれると信じている。
皆さんにとって今年一年が良い年でありますように。