私の振り返り 吉田健司
私の振り返り 吉田健司
2020/03/29
吉田 健司
吉田 健司
私は、37年間務めた会社を定年退職して一年が過ぎようとした2015年3月よりブログを書いている。月日がたつのははやいもので、もう5年が経過してしまった。元同僚と毎年数回同期会を開催しているが、4月からは全員が会社を離れることになる。2020年は、なぜか区切りの年のように感じてしまう、今日この頃である。
最初のブログで「所属する組織は、人を育てる組織か」と問いかけてみたいと書いたが、あらためてそのことを考えてみたい。組織が成立するためには、共通目的(組織目的・共通の目標)、協働意思(貢献意欲、協働意欲)、コミュニケーションが、それぞれ一定水準に達している必要があるとされている。同様に「人を育てる組織」が成立するためには、それぞれが一定水準に達している必要があろう。その水準を評価するために、例えば、次のような視点を私は大切にしている。
①共通目的の視点
目的や目標が明確になっているか、理解されているか、共有されているか、下位の目標が上位の目標とずれていないかなど。
②協働意思の視点
メンバーの連携は円滑か、協力(チームワーク)の質は高いかなど。
③コミュニケーションの視点
報連相、情報共有など組織のコミュニケーションは円滑か、業務を適切に進めていく上でコミュニケーションに問題はないか、良好な職場環境・人間関係を構築する上でコミュニケーションに問題はないかなど。
「組織の3要素」の視点から評価することで、「所属する組織は、人を育てる組織か」に答える道が見えてくるように思う。