受講生から学ぶ~環境対応の必要性~長屋 勝彦
受講生から学ぶ~環境対応の必要性~長屋 勝彦
長屋 勝彦
先月からサービス業のマーケティングマネジメントというテーマで早朝研修(というよりセミナ)を開始した。クライアントの企業には当日電車等の事故によるリスクを想定しその分費用がかかるが前泊をお願いしている。
受講者の方にもその旨話し、気を引き締めて話を聴き質問があればその場で手を挙げ納得するまで質問するよう話した。
研修の内容は、受講第一回はマネジメント概要、第二日の今月はマーケティング概要である。講義に先立って、これまでの振返りとして分自身の強み、課題(弱み)を認識し、自分のしたいこと(WILL)、今できること(CAN)、シナケレバならないこと(MUST)について発表してもらった。
受講者の方には、実家も同業の職業を営んでいるので、現在の店で修業し、行く行くは独立したい、そのためにマーケティング、経営を勉強したいという方が多かった。クライアントの責任者の方の話では今回の研修は全額企業負担ではなく、一部受講者負担ということでもある。それだけにオーバーな言い方ではあるが一字一句聞き漏らさない、時間とカネを無駄にしないという姿勢が受講者の方からうかがえた。
セミナではマーケット、マーケティングの日本語、英語の単語の意味について説明し、コトラー、ドラッガーのいうマーケティングについて問答方式で質問、返答を繰り返した。
今回の講義で、今後の生き方として若い(多分20歳代後半~30歳代前半)方がボランティアとして今の仕事を活かして社会に貢献したい旨の話があった。
その方は世のため人のために役立ちたいという思いで話されたかと思う。その方の話から、当企業が属する業種は店舗内のみでのサービスであるが、移動サービスが事業として成り立つのか、対象顧客層は、事業領域は、どのようなビジネスモデルとなるのかといったことが頭をよぎった。素晴らしいビジネスモデルになるような気がした。
この意味からも今回のセミナーは新鮮であった。来月は受講者の方とどのような一問一答ができるかを思うとわくわくする気持ちとなる。
以上