~安田先生を偲んで~集中力と執念でメイクビジネス 長屋 勝彦
~安田先生を偲んで~集中力と執念でメイクビジネス 長屋 勝彦
長屋 勝彦
今年で中小企業診断士として独立して19年になるが、この時期になるとお世話になりご指導いただいた先人、先生のことが思い出される。一人は診断士の3次試験である診断実習(現在の実務補修)に参加した時の指導員の先生(今は亡き長谷川先生)に紹介された当時の東京都中小企業診断協会中央支会(現在の東京都中小企業診断士協会中央支部)の士会長で今は亡き安田平八郎先生のことである。
安田先生には先生の主催されるYCS(現在の東京都中小企業診断士協会の主催するマスターコースの一つで、先生が4年前亡くなられるとともに閉会)に入会し先生の指導を受けた。また、今から10年前の1月の研究会に当塾の講師として登壇の機会をいただき、「診断先との顧問先契約のコツ」というテーマで話をさせていただいたことが昨日のように思い出される。
今でもYCSで話した「仕掛けて待つ」という考えのもとに仕事をしている。折りしも新年早々、日本ではトップクラスの理髪店から、当店のリーダークラスを対象とした、「サービス業のマーケティングマネジメント」の研修テーマをいただき一年間にわたり夜間の研修をさせていただくことになった。
又、当店とは中小企業診断士になり茨城県中小企業振興公社の東京事務所に勤務していた頃からの常連客でもある。当店は組織の活性化とともに、グローバル展開を目指している企業であり、当店リーダーの成長性支援に係ることができると思うと、わくわくする気になる。
朝ドラの「あさがきた」で『商売いうんは、先を見る目と、その道を貫く覚悟がのうてはあかん』というセリフがある。「成長意欲のある企業の支援」という中小企業診断士としてのビジョンのもとに、限りある人生ではあるがあきないでこの道を進もうと意を強くした。
反面、独立の時に世話になった先人の企業とは代替わりにより今年から関係が薄くなった。諸行は無常である。今後も変化に対応し価値観を共有する人とともに感動しながらこれからも「メークビジネス」を目指して進んでいきたい。
以上