経営情報
今年も残り少なく後2週間余りとなった。12月に入るとなんとなく気忙しくなる。この年になると今年中に会っておきたい人、けりをつけたいことなどを思い、年末までの行動と来年のスケジュールを立てる。
今年も、10月下旬~12月初旬にかけナイターで創業塾の研修を行ったが、マーケティング面からの振返りとして、その年(月)にできたこと、出来なかったこと、気づいたことについて振り返り、その振り返りに基づき翌年にしなければならないことについて計画する。
個人事業を営む自分にとっては個人という側面からはキャリアプラン作りであり、企業という側面からは事業計画作りということになる。
個人のキャリアプランについても事業計画についても振り返りあるいは計画作成に当ってビジョンとしてのあるべき姿あるいはありたい姿が前提としてある。
人は社会的動物であるといわれるが、自分も世のため人のためということで、中小企業診断士として中小企業支援特に意欲ある中小企業、中小企業経営者の成長支援をビジョンとしてこれまで活動してきたつもりであり、これからもこの考えに変わりはない。
しかし、これからの残された年齢(活動期間)という制約の中、報謝の意識で、企業診断なども通し、真に成長意欲があり、困っている中小企業、中小企業経営者を新規事業あるいは事業再生面で支援して行きたいと思うこの頃である。
その意味で終活でもあり収活でもあり、支援した人から感謝され、喜ばれその人の記憶に残る活動をしていきたい。
新年早々、エースをめざし活動する小規模企業を支援できることは嬉しいことである。
キャリアプランについては今年も体力増強とともに精神面で更なる研鑚に励みたい。
以上
これからの在り方~長屋 勝彦~
長屋 勝彦
今年も残り少なく後2週間余りとなった。12月に入るとなんとなく気忙しくなる。この年になると今年中に会っておきたい人、けりをつけたいことなどを思い、年末までの行動と来年のスケジュールを立てる。
今年も、10月下旬~12月初旬にかけナイターで創業塾の研修を行ったが、マーケティング面からの振返りとして、その年(月)にできたこと、出来なかったこと、気づいたことについて振り返り、その振り返りに基づき翌年にしなければならないことについて計画する。
個人事業を営む自分にとっては個人という側面からはキャリアプラン作りであり、企業という側面からは事業計画作りということになる。
個人のキャリアプランについても事業計画についても振り返りあるいは計画作成に当ってビジョンとしてのあるべき姿あるいはありたい姿が前提としてある。
人は社会的動物であるといわれるが、自分も世のため人のためということで、中小企業診断士として中小企業支援特に意欲ある中小企業、中小企業経営者の成長支援をビジョンとしてこれまで活動してきたつもりであり、これからもこの考えに変わりはない。
しかし、これからの残された年齢(活動期間)という制約の中、報謝の意識で、企業診断なども通し、真に成長意欲があり、困っている中小企業、中小企業経営者を新規事業あるいは事業再生面で支援して行きたいと思うこの頃である。
その意味で終活でもあり収活でもあり、支援した人から感謝され、喜ばれその人の記憶に残る活動をしていきたい。
新年早々、エースをめざし活動する小規模企業を支援できることは嬉しいことである。
キャリアプランについては今年も体力増強とともに精神面で更なる研鑚に励みたい。
以上
古今東西、事業に対する思い入れは同じ~長屋勝彦~
長屋 勝彦
アベノミックの成長戦略により国等の創業支援に対する施策として創業塾が全国の自治体での開講されている。松戸市でも18時~21時を利用した創業塾が8日にわたって10月23日から開講され、創業の心構え、創業手続き、マーケティング、事業計画の作成について講師を行っている。
現在は3日目が過ぎ、創業の心構え、手続き、マーケティングについて話したが、この中では、初日の創業の心構えが印象深かった。開講に当って創業に対する思い入れ、創業を通し、何をしたいかを受講者全員の方にスピーチしてもらった。その後、これまでの振返りにより強み、課題、創業に対する行為(Will、Must、Can)について話し合った。今回の研修形式をアイランド形式としたことにもよるが活発な話し合いができ、活気があった。
顧問先でも、各階層(若手社員、中堅社員、リーダー)に分けて仕事に対する取り組み方について社員教育の一環として、将来を見通すビジョンとその実現に向かうための心構えについてアンドリューカーネギーの「思考は現実化する」の教材を用い講義している。
毎朝8時からの朝ドラ見ているが、10月に始まった「あさがきた」でも東京から訪ねてきた三井高景に商売の極意はというあさの質問に、「先のことを考え、それをやり通す気があるかである」、「京都でも汽車が走る、石炭は使われる」というセリフがある。又、姉夫婦の借金の依頼に対し、「返すあてがあるか」といわれ返答に窮する場面がある。
表現の違いはあるが、仕事に対するビジョンはあるか、そのビジョンを実現させようとする意志を持っているか、策はあるのかということである。環境対応のための戦略策定と接客的心構え(Positive Mental Attitude)による戦略の実行は今日の経営にもつながる。
テレビを見てこのセリフを今月は顧問先で話そうと思う。又、仕事では、思い入れとして人を動かすビジョンが必要と考えた。そのようなビジョンを持ち進みたいものであるとも思った。
ちなみに、今回の創業塾の受講者は60名である。この中の一人でも創業で花を咲かせて欲しいと願うこの頃である。
長屋 勝彦
顧客の不満の受け止め方
岩本 亨
この3ケ月の間に2件、食事中に気づいたことを店員に指摘した際に予想も期待もしなかった対応をされて戸惑った。
1件目は、とある地方空港のレストランでの出来事。出張からの帰途、夕食時のことだった。たまたま定食の炊き込みご飯に3mm四方くらいの小さなアルミ箔のかけらが入っていた。店員に「これが入っていたので、注意した方が良いよ」と伝えると、すぐにお店の責任者が出てきて「申し訳ありませんでした。食事代は結構ですので。」と言われた。私は全くそんなつもりがなく、ただ注意喚起のために話しただけだからと料金を支払いたいと言ったが、「今度また来てください。今後は今回のことのようなことが無いように指導徹底しますので」と断られてしまった。
2件目は、昼食時に混み合っていた軽食店でのこと。ホール係の店員が私の肩に接触し、持っていた水がこぼれ、私のスーツに掛った。「アッ!」と言ったきり、申し訳なさそうな顔をしつつ、謝りもせずにお客さんのところに行ってしまった。食事が終わってお金を支払う際、レジにいた店長らしき人に、状況を話し、忙しいから無理もないかもしれないが、注意した方が良いのでは?と指摘した。すると「申し訳ありません。お代は結構です」と言われた。
私自身の話し方や風貌が怖かったのかもしれないが、「料金をもらわなければ、良いでしょ?」と安易に対応された感じがして、心地悪かった。
私自身は少しでもお店の対応が良い方向になればと、親切心で言ったつもりだった。それを客の思いを聞こうともせず、お金で解決しようとされてしまった。こんな対応をされるのであれば、このお店にはわたしは二度と行かないだろう。皆さんはどう思いますか?
果無峠を歩いて~人の情けと自然の厳しさを知る~長屋 勝彦
長屋 勝彦
果無(はてなし)峠は、十津川温泉郷(奈良県吉野郡)と熊野本宮を結ぶ16.9㎞の古道の途中にあるが、八木尾~本宮までは前々回歩いたこともあり、今回は十津川温泉郷~果無峠~八木尾を結ぶ11.3㎞を歩いた。
十津川温泉で一泊し、旅館の方に車で十津川の支流西川まで送っていただき、吊り橋(柳本橋)を渡り歩き始めた。今回も二回り半ほど若いが登山キャリアの豊富なFさんに同行いただいた。果無峠は標高1,114mの峠で、柳本橋から頂上までは5.0㎞の距離であるが歩き始めてからほぼ4時間の正午近くに到着した。
熊野古道ウオーキングコースは中遍路~熊野本宮(以下本宮)に向かうコース、那智山方面~大雲取り越え~小雲取り越え~本宮に向かうコース、十津川温泉~果無峠~本宮に向かう三つのコースがあり、前々回は中遍路コース、前回は大雲取り、小雲取りコースを歩いており、今回の果無峠越えのコースで念願の三つのコースを制覇したことになる。
Fさんからも褒められたが、数年来続けているジョッギングに加え、数か月前から筋力トレーニングを始めたこともあり標準時間並みのペースで歩くことができた。しかし、後半の下り道は急で、でこぼこの石畳が不規則に敷かれた道のためバランスを崩し転倒し、坂を転がり、メガネをとばし額に軽いけがをした。又、最後の10段弱の石段を降りるときも転げ、Fさんの助けを借りた。
途中、Fさんから、ステッキの使い方、足の運び方について教わりつつ、やっとの思いで八木尾のバス停に着いたのは17時30分で予定した終バスの時間を50分オーバーしてしまった。タクシーを頼んたが、運転手は帰宅しタクシー利用は不可能とのことであった。
わらにもすがる思いで、閉店時間のみちのくの駅に電話をした。幸い、終バスと思い込んでいた17時30分のバスの後に目的地の新宮行きのバスがみちのくの駅発19時17分にあることをみちのくの駅の方から教えていただいた。その上、有難いことに、その方が車で迎えに来ていただけるとのことである。オーバーな言い方ではあるが地獄で仏とはこのことかと思った。
あいにく、下山30分頃前から雨が降り始め、雨具を持参しているとはいえ雨の中、野ざらしのバス停でバスを待つことを思うと本当に有難かった。迎えに来ていただいたみちのくの駅の方に心ばかりといい寸志を出したが固辞された。
失敗に学ぶではないが、登山のステッキの使い方、歩き方、足場への着地の仕方等基本動作を守ることの大切さ、バランスを崩しても支えられる体力増強の必要性を感じた。同時に、今回出会った十津川の宿の方のおもてなしの心、みちのくの駅の方の人情に触れることができうれしかった。
登山中は、今回も、心に掛かっている問題に自問自答しながら歩いた。
東京都中小企業診断士協会中央支部の「ふれあい」の心をもち、これまで通り、これからも力のある限り、人間力があり、高い志を掲げ、その実現に命を懸ける人を支援していきたい。又、来年もどこかの山を歩きたい。
以上
「健康管理からコンサルの能力を見れる?!」中間報告
岩本 亨
今年6月2日に「健康管理からコンサルの能力を見れる?!」と題して投稿した。あれから4ケ月経った。プライベートな話題で恐縮ながら途中経過報告をしてみたい。
6月初旬に、人間ドックを受診した病院に併設されている「メディカルフィットネスセンター」のトレーナーに、毎日30分程度のストレッチと筋力アップのための運動メニューを作成してもらった。また、日々の運動量がわかる「歩行強度計」を貸与され、目標歩数8,000歩以上、中強度運動20分以上を設定してもらった。
日々コンサルとして企業経営者に改善活動の積み重ねの大切さを説いている私は、逆の立場で、きちんと実行できるものなのか不安を感じながらスタートした。
結論はこの4ケ月で「歩行強度計」の、目標クリアできなかった日が1日、運動メニューを完遂できなかった日が1日という結果だった。
以前から夕食にはほとんど炭水化物を摂らないようにしていたが、6月からは朝食も基本的に生野菜のサラダと豆腐一丁に切り替えた。また、ビール中心に飲んでいたアルコールを蒸留酒ベースのハイボール等にシフトした。
その効果は徐々に表れ、1ケ月にほぼ1kgずつ減量している。ここまでという限定条件で振り返ってみると、順調である。
4ケ月間継続できている理由は以下の6点と分析している。
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このままだとまずいという危機感を強く持っていること。
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無理をして努力している感覚がないこと。
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日々の運動メニューの実施状況を自分で記録していること。
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歩行強度計は、タイムリーにその日その時点まででどれだけ活動したのかを見ることができ、目標値を意識して活動することができること。
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毎月最低一回は「メディカルフィットネスセンター」でトレーニングし、トレーナーと話していること。
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その際、歩行強度計に自動的に蓄積されたデータをチェックしてもらい、状況に応じたアドバイスをもらっていること。
この6点については、仕事にも応用できそうである。
経営者にその取組みが必要であると心から思ってもらい、効果を期待できて無理の少ない取り組みを設定し、継続できる仕組みを作るということ。これができれば効果はあとからついてくるのだと思う。
私自身は引き続き日々のメニューをこなしつつ、この経験を経営者に対するアドバイスに生かしていきたいと考えている。「油断大敵!」と肝に銘じながら・・・。