岩本
今年6月2日に「健康管理からコンサルの能力を見れる?!」と題して投稿した。あれから4ケ月経った。プライベートな話題で恐縮ながら途中経過報告をしてみたい。
6月初旬に、人間ドックを受診した病院に併設されている「メディカルフィットネスセンター」のトレーナーに、毎日30分程度のストレッチと筋力アップのための運動メニューを作成してもらった。また、日々の運動量がわかる「歩行強度計」を貸与され、目標歩数8,000歩以上、中強度運動20分以上を設定してもらった。
日々コンサルとして企業経営者に改善活動の積み重ねの大切さを説いている私は、逆の立場で、きちんと実行できるものなのか不安を感じながらスタートした。
結論はこの4ケ月で「歩行強度計」の、目標クリアできなかった日が1日、運動メニューを完遂できなかった日が1日という結果だった。
以前から夕食にはほとんど炭水化物を摂らないようにしていたが、6月からは朝食も基本的に生野菜のサラダと豆腐一丁に切り替えた。また、ビール中心に飲んでいたアルコールを蒸留酒ベースのハイボール等にシフトした。
その効果は徐々に表れ、1ケ月にほぼ1kgずつ減量している。ここまでという限定条件で振り返ってみると、順調である。
4ケ月間継続できている理由は以下の6点と分析している。
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このままだとまずいという危機感を強く持っていること。
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無理をして努力している感覚がないこと。
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日々の運動メニューの実施状況を自分で記録していること。
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歩行強度計は、タイムリーにその日その時点まででどれだけ活動したのかを見ることができ、目標値を意識して活動することができること。
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毎月最低一回は「メディカルフィットネスセンター」でトレーニングし、トレーナーと話していること。
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その際、歩行強度計に自動的に蓄積されたデータをチェックしてもらい、状況に応じたアドバイスをもらっていること。
この6点については、仕事にも応用できそうである。
経営者にその取組みが必要であると心から思ってもらい、効果を期待できて無理の少ない取り組みを設定し、継続できる仕組みを作るということ。これができれば効果はあとからついてくるのだと思う。
私自身は引き続き日々のメニューをこなしつつ、この経験を経営者に対するアドバイスに生かしていきたいと考えている。「油断大敵!」と肝に銘じながら・・・。
「健康管理からコンサルの能力を見れる?!」中間報告
岩本 亨
今年6月2日に「健康管理からコンサルの能力を見れる?!」と題して投稿した。あれから4ケ月経った。プライベートな話題で恐縮ながら途中経過報告をしてみたい。
6月初旬に、人間ドックを受診した病院に併設されている「メディカルフィットネスセンター」のトレーナーに、毎日30分程度のストレッチと筋力アップのための運動メニューを作成してもらった。また、日々の運動量がわかる「歩行強度計」を貸与され、目標歩数8,000歩以上、中強度運動20分以上を設定してもらった。
日々コンサルとして企業経営者に改善活動の積み重ねの大切さを説いている私は、逆の立場で、きちんと実行できるものなのか不安を感じながらスタートした。
結論はこの4ケ月で「歩行強度計」の、目標クリアできなかった日が1日、運動メニューを完遂できなかった日が1日という結果だった。
以前から夕食にはほとんど炭水化物を摂らないようにしていたが、6月からは朝食も基本的に生野菜のサラダと豆腐一丁に切り替えた。また、ビール中心に飲んでいたアルコールを蒸留酒ベースのハイボール等にシフトした。
その効果は徐々に表れ、1ケ月にほぼ1kgずつ減量している。ここまでという限定条件で振り返ってみると、順調である。
4ケ月間継続できている理由は以下の6点と分析している。
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このままだとまずいという危機感を強く持っていること。
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無理をして努力している感覚がないこと。
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日々の運動メニューの実施状況を自分で記録していること。
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歩行強度計は、タイムリーにその日その時点まででどれだけ活動したのかを見ることができ、目標値を意識して活動することができること。
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毎月最低一回は「メディカルフィットネスセンター」でトレーニングし、トレーナーと話していること。
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その際、歩行強度計に自動的に蓄積されたデータをチェックしてもらい、状況に応じたアドバイスをもらっていること。
この6点については、仕事にも応用できそうである。
経営者にその取組みが必要であると心から思ってもらい、効果を期待できて無理の少ない取り組みを設定し、継続できる仕組みを作るということ。これができれば効果はあとからついてくるのだと思う。
私自身は引き続き日々のメニューをこなしつつ、この経験を経営者に対するアドバイスに生かしていきたいと考えている。「油断大敵!」と肝に銘じながら・・・。
心を暖かくする仕事をしたい
岩本 亨
いささか言葉遊びのようで恐縮ではあるが、「中小企業診断士」の呼称について感じていることを少々書いてみたい。
中小企業診断士は国家資格で、中小企業支援法により「中小企業の経営診断の業務に従事する者」とされている。中小企業の経営状況を診断する、「医者のような存在」とするとイメージしやすいかもしれない。
個人的には「企業を診断するということ自体が僭越ではないか?」との思いがあるが、公的支援等では必要条件になっていたりするので仕方ないとも考えている。
私は個人メールのユーザー名は「心暖士 岩本 亨」である。中小企業の経営者の心を暖かくできるようにとの思いを込めてのことだ。資格名が「診断士」なので、このユーザー名「心暖士」を使い始めた直後には何人もの人から「間違っていませんか?」とお気遣いをいただき恐縮してしまった。個人的には結構気に入っている。自分自身が実際に中小企業の支援をして、経営改善が実現でき、その会社の雰囲気を暖かくできると良いと思っている。
同じような考えをする人が身近にいることを先日知った。彼は「心弾士」を目指している。中小企業診断士でコーチングの専門家でもあるM氏は「自分が係ることで、相手の心が弾むような存在になりたい」と熱く語っていた。共感を覚えた。
「暖」でも「弾」でもプラスの方向である。これが間違っても「心断士」にならないよう、活動していきたいと考えている。
段取りの〝段〟はどこの〝段〟?
岩本 亨
先日、新聞を読んでいて、何気なく書籍の広告を見て驚いた。前職の㈱リクルート勤務時代にお世話になったコピーライターの荒田雅之氏と大和ハウス工業総合技術研究所との共著、新潮新書の「段取りの〝段〟はどこの〝段〟? 住まいの語源楽」の広告があったのだ。
10年近くもお会いしていなかったが、携帯のショートメールを送ってみると、程なく返信があった。会食をすることになり、久しぶりにお会いした。10年経ったとはいえ、仕事で苦労した共通経験を持っていることと、同い年であることとで、二人だけの同窓会のようだった。
私も独立して10年、荒田氏も社員ライターから独立して同じくらい。「一緒に仕事をしたい」という共通認識で盛り上がった。愉快な一夜だった。
広告を見つけてすぐに書店でこの本を購入したものの、数ページめくっただけで、興味深い内容だと思ったものの、時間が無くて読めなかった。会った後で、読んでみると「几帳面」の面、沽券にかかわるの「沽券」、堂に入るの「堂」・・・。なるほどそうだったのか!と目からうろこのネタが満載だった。
日常会話の小ネタとしても使える、おススメの本です。
故郷の伝統芸能について
岩本 亨
先日(平成27年6月20日)、国立劇場で、私の故郷である島根県江津市桜江町市山の「市山神友会」による重要無形文化財「大元神楽」(おおもとかぐら)の公演があった。郷里の会社支援の仕事もしている私は、4月にその情報を聞きつけ、チケットを手配した。午後1時からと午後4時半からの二部構成だが、通しチケットを申込み、妻とともに鑑賞させてもらった。
大元神楽は石見神楽ではあるが、式年で奉納される特別な神楽で、地区によって差があるが、市山地区では6年に一度である。奉納される神社とそうでない神社があり、残念がら私の生家の氏神様には奉納していない。
隣の地区であることもあり、小学生の頃、市山神友会の大元神楽を見た記憶はあるが、内容まで詳細には覚えていなかった。
そんな隣の地区の方々が、国立劇場で公演するという。小学校の同級生も主要なキャスト(?)として参加していた。
13:00~19:30の公演だったが、あっという間だった。以前見たことがあるとはいえ、記憶はあいまいで理解できていなかったが、今回は存分に堪能させてもらった。一言「大元神楽、おそるべし!」。日本書紀等の古書に基づいたストーリーで構成されており、奥深さに感動した。どうしてあんな山奥なのに、そのような文化的背景のある神楽が伝承しているのだろうか???と不思議に思う。
地元の方々が出演しているのであるから、思い入れも強かったのだが、自らの素養を恥じた。地元の伝統芸能をもっと勉強しておくべきだったとつくづく反省した。
私自身、地区の方々にも勧められ、氏神様のお祭りで石見神楽を小学校2年生から10年近く奉納していた。それは誇るべき原体験として私の心の底の支えになっている。しかし、もっと視野広く情報収集をして、伝統芸能の素晴らしさを発信すべきだった。今後はそのようにしていきたい。
皆さんの身の回りにも、似たようなことありませんか?
健康管理からコンサルの能力を見れる?!
岩本 亨
5月29日に人間ドックを受診した。毎年同じ病院で、もう12年目である。検査結果をすべて保存しているので、各年の体の状態を数値から追うことができる。
今年の検査結果は体重増加に伴ってか、血圧上昇、中性脂肪増加で両方の値ともに基準を上回ってしまい、メタボリック症候群初認定となった。
これまでは、腹囲は基準を上回っていたが、それ以外は正常値の範囲内だった。長年「メタボ予備軍」だったが、残念な結果を突きつけられてしまった・・・。
5年ほど前から「企業再建・承継」の仕事で東海地方、中国地方の宿泊付の出張が増えた。地方では移動手段が車になることが多く、レンタカーを利用するため、歩行距離が激減した。
都市部にいると電車等が発達しているため、「(出発)駅まで歩いて」電車に乗り、「(到着)駅から歩いて」目的地に行くことを繰り返す。結構な歩行距離でしかも書類等を入れたカバンを持っている。大体10Kg以上の重さがある。日々このような行動をしていると、少々食べ過ぎても、飲み過ぎても体重は増えなかった。
ところがである。飲食の量が変わらないのに運動量が激減してしまった。結果は簡単に予想されるとおり。しかも、何の対策も取らなかったため、(順調に?!)今回の結果になったということである。
その病院には、「メディカルフィットネスセンター」が併設されていると教えてもらったので、さっそく相談に行き、トレーナーに運動メニューを作ってもらった。ストレッチと筋力をつけるための軽めの運動で、所要時間は30分くらい。これを毎日実行するようアドバイスをもらった。
経営コンサルタントという仕事柄、企業経営者にアドバイスをすることが多い。具体策を提示し、きちんと実行するようにアドバイスする。アドバイスしても実行できない経営者が多い。「毎日実行したことをきちんと記録することがポイント」とアドバイスしている。
今回は、立場が逆である。私は果たしてきちんと実行できるのだろうか?、また、成果を得られるのだろうか?・・・。不安は募るが、毎日の記録をつけながら、頑張ってみたいと思う。
できなきゃ、コンサル失格ですね! 一事が万事、良い機会をいただいたと思っている。