タイムマネジメント
ある地方自治体の研究担当者の方と研修テーマについて話をした。
「何かめあたらしいテーマはありませんか」という質問に対して、「ワークライフバランスというテーマを考えたことはありますか」と答えた。「考えたことはありませんが、具体的にはどのような内容をイメージされていますか」と聞かれた。これに対し、「ワークは仕事、ライフは暮らしという意味です。新入職員の時、管理監督者の時、再任用の時における働き方ということかと思いますが、私は、その意味で再任用研修は行ったことがあります」と答えた。
帰宅後、インターネット等でワークライフバランスについて調べた。「ワークライフバランス」とは、文字通り「仕事と暮らし」を調和させることであり、ライフ(暮らし)で得た経験・知識・人脈をワーク(仕事)に活かし仕事では能率を上げるとともに、私生活でも生き生きとした生活をするという意味である。
後日、知人のコンサルタントに「ライフワークバランス研修」について聞いた。
その結果、ライフについては脳内のセロトニンを増やし心と体を豊かにすることにより充実した生活を送るという観点、ワークについては心身とも充実した状態で改善改革に取り組むという観点からのプログラムを紹介された。講師は産業医の方であり医学的見地から暮らし方の視点からの素晴らしいプログラムである。
ちなみに、前述の再任用研修プログラムはライフについてはモラルの維持・向上、ワークについては職場の改善というプログラムである。
「人はパンのみにて生きるにあらず」と新約聖書にある、マズローの欲求5段階説の自己実現を果たした後の欲求は何であろうか、人生のホームストレッチにかかった人の「ワークライフバランス」は何かといったことがふと頭をよぎった。
人生何時もワークライフバランス 【長屋勝彦】
長屋 勝彦
ある地方自治体の研究担当者の方と研修テーマについて話をした。
「何かめあたらしいテーマはありませんか」という質問に対して、「ワークライフバランスというテーマを考えたことはありますか」と答えた。「考えたことはありませんが、具体的にはどのような内容をイメージされていますか」と聞かれた。これに対し、「ワークは仕事、ライフは暮らしという意味です。新入職員の時、管理監督者の時、再任用の時における働き方ということかと思いますが、私は、その意味で再任用研修は行ったことがあります」と答えた。
帰宅後、インターネット等でワークライフバランスについて調べた。「ワークライフバランス」とは、文字通り「仕事と暮らし」を調和させることであり、ライフ(暮らし)で得た経験・知識・人脈をワーク(仕事)に活かし仕事では能率を上げるとともに、私生活でも生き生きとした生活をするという意味である。
後日、知人のコンサルタントに「ライフワークバランス研修」について聞いた。
その結果、ライフについては脳内のセロトニンを増やし心と体を豊かにすることにより充実した生活を送るという観点、ワークについては心身とも充実した状態で改善改革に取り組むという観点からのプログラムを紹介された。講師は産業医の方であり医学的見地から暮らし方の視点からの素晴らしいプログラムである。
ちなみに、前述の再任用研修プログラムはライフについてはモラルの維持・向上、ワークについては職場の改善というプログラムである。
「人はパンのみにて生きるにあらず」と新約聖書にある、マズローの欲求5段階説の自己実現を果たした後の欲求は何であろうか、人生のホームストレッチにかかった人の「ワークライフバランス」は何かといったことがふと頭をよぎった。
「年頭の決意」を文章にしてみる。 【岩本 亨】
岩本 亨
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします
2003年以来、年初に「年頭の決意」をまとめている。今年で10年目である。
始めたきっかけは、中小企業診断士資格取得の受験勉強をしているときの、講師の一言だった。
当時「資格の学校TAC」の中小企業診断士講座を受講していた。講師の三好隆宏先生が年末の講義で、概略以下のような話をされた。
「自分が何のためにこの資格を取得しようとしているのか? 取得したらそれをどのように活用して、どんな人生を送りたいのか?改めて整理してみてください。年末年始を良い機会として文章にすることをお勧めします。」
私は、2002年に一次試験は合格したものの、二次試験は不合格だった。翌年の二次試験合格に向けて、受験勉強を続けていたが、マンネリ化していた。
半信半疑で作文してみた。資格取得を目指した理由を改めて振り返り、そこに新しい気持ちも盛り込んで文章にした。
幸いにも翌年合格することができた。翌年の正月に、一年前の文章を読み返して、思った。
「昨年はこんなことを目標にしていた。反省点もたくさんあるが、できたこともある。振り返りをもとにして、今年も『年頭の決意』を作文しよう。」
以来、9年間続けてきて、今年が10年目である。今年もこれからまとめようと思い、9年間の文章を読み返した。様々な気づき、反省がある。それをもとに今年一年を考える。
「一年の計は元旦にあり」、お正月に自分の人生を振り返り、目標を新たにすることが、自分の成長のために、良い効果をもたらしてくれると信じている。
皆さんにとって今年一年が良い年でありますように。
トライアスロン競技者に経営者が多い理由 【大内康弘】
大内 康弘
秋以降、日本国内のいろいろな所でマラソン大会が行われます。きのう開催された大阪のマラソン大会には約3万人が参加したそうです。来年行われる東京マラソンは定員3万2千人のところ約29万5千人が応募しました。人気の大会ではエントリー開始後すぐに定員に達することは珍しくありません。
このような中、まだそれほど競技人口が多くありませんが、トライアスロンも参加者が増えてきています。経営者でもトライアスロンに挑戦する人が多く、大会には著名な経営者や芸能人を見ることがあります。テレビ番組でも企画されているところからブームの到来を感じます。
トライアスロンは、スイム、バイク、ランの3種目からなります。このうち、バイクは“自転車通勤”が多くなっているように、既に人気種目のひとつです。そしてランもこのような人気です。その延長で、トライアスロンに挑戦する人が増えているように思います。
そうは言ってもよく聞くのが“スイム”が苦手というものです。小・中学校以来泳いだ事がない、25メートル以上泳げない、という人が結構います。そのため、やってみたいが、躊躇している方が多いように思います。
ただ、今年からトライアスロン競技に参加している私として、スイムは練習すれば必ず泳げるようになる!と断言出来ます。なぜなら、私自身が全く泳げなかったからです。大会までの6ヶ月間で、25メートルで息が上がって苦しかった私が1500メートルまで泳げるようになりました。これは自分の経験ですので、間違いありません。
そして、もうひとつ躊躇する理由として、トライアスロンに関する勘違いがあります。この競技は“鉄人レース”と呼ばれ、長い距離をやると思っている方が多いのです。実際は、短い距離の大会もあります。例えばスプリントと呼ばれる大会では、スイム750メートル、バイク20キロ、ラン5キロです。この距離ならば、フルマラソンに出るより、余程ハードルは低いと思います。
この競技をすることで得られるメリットは、健康な身体とタイムマネジメントと言われます。大会に参加する以上はある程度の練習は必要になります。そのため、運動する習慣がつき、体重減など健康に寄与します。そして、3種目あるので、練習が単調にならず、継続しやすい気がします。
ただ、3種目を練習するため時間が必要です。そのため、この時間を如何にして確保するかを考えることになります。その結果、タイムマネジメントにも有効と言えます。忙しい経営者、特に時間が不規則な飲食業関連の経営者が多いのは、この辺りに理由があるのではないでしょうか。
興味があるが、躊躇している方、是非一歩を踏み出し一緒にトライアスロンを楽しみましょう。